サーフィンがうまくなる前に、サーファーの体になっちゃおうよ!っていうがこのページのテーマだ。
筋肉を作るのは時間がかかるけど、でも多分サーフィンでブイブイ言わせるよりは早いはず。ならばまずは格好からってことで、サーファーっぽい体にしちゃおう。

サーフィンのパドリングでは水を掻く背中と胸の下の筋肉が養われる。
背中は別ページで紹介しているプルオーバーがそれに当たる。
胸の下とはちょうど食パン型になる胸の下のラインのことだ。

水を掻くのでは負荷が軽いからそのラインを作るのは数千回、数万回、何年もかかってしまう。ところがウェイトを使えば数ヶ月でいけるよ。

そのラインを作るベストトレーニングがデクライン・ダンベルフライ。
デクラインとは下り斜面、ここでは頭が下がった状態のことを言う。
頭が下がった状態で胸の運動をして、大胸筋下部をトレーニングしていくんだ。


デクライン・ダンベルフライ
1.デクラインベンチの角度をセットする。デクラインベンチの場合、一番緩やかな角度で十分。30度を超えないくらいでいい。ジムにデクラインベンチがない場合、フラットベンチの下に安定性がいいようにプレートウェイトを入れるといい。

2.手のひらが向き合うようにダンベルを胸の上に構えて持つ。肘は軽く緩める。

3.息を大きく吸いながら、肩関節を中心にダンベルを下ろしていく。肝心なのは肘の角度。あくまでロックを避けるために肘を緩めるだけ。「曲げる」んじゃない。150度程度かな。そして出来るだけ遠くを通るようにダンベルは下ろすこと。うっかりすると手首が反ってしまい、手首にダンベルの負荷がかかってしまう。ダンベルを下ろしたときは手首を少し起こしたほうがいい。ダイレクトに胸に負荷がかかってくる。

4.十分な大胸筋の伸びを感じたら、息を吐きながら胸で肘の内側あたりを引き上げるイメージを持って、ダンベルを上げる。

注意点:下ろしたときに胸を張り、その時肩甲骨が互いにくっついた状態を保ったまま、ダンベルを引き上げること。つまり肩は上がらない。
    またTOPで胸の力を抜かず、むしろ胸を盛り上げるような、胸の筋肉の密度が濃くなるような力の入れ方をして、ピークをキープすること。

海に出てりゃ、誰か分からないけど、陸でボードもって、胸の筋肉がついてれば、視線を引く。チラ見されるぞ!