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fitness とはsexy |
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mission コンプレックスは力なり! コンプレックスこそがきっかけであり、 コンプレックスこそがあなたを強くする。 コンプレックスを克復するからこそ、強くなれるのであり、人は変われる。 コンプレックスがなければ、今のままであり、 今のままとは、向上はないということだ。 こんなことが実際にあった。 私のパーソナルトレーニングのクライアントの女性は、十数年ぶりの同窓会に出かけた。 その席で、学生時代に片思いではあったが、好きだった人と同じテーブルになった。 しかし、学生時代の頃の自分と比べ、体脂肪が増え、太ったとは言わないまでも、体型の変わった自分に引け目を感じていた。 もちろん実際に人が見るよりも、自分では余分にそう感じてしまうものだ。 こういった心の葛藤は他人には分からないものだが、彼女はその間、2時間ほど、以前とは体型のちがう自分に自信がもてず、いつもの明るい自分として振舞うことができず、控えめで、その彼と話すこともあまりしなかった。 彼といまさらどうこうということもありえないし、そんなことは思ってもいなかったのだが、あの窮屈な2時間を過ごした自分に対して、「このままじゃいけない!」と言い聞かせ、パーソナルトレーニングを始めた。 結果、体脂肪率は5%以上減り、体の各部分に引き締まりも感じるようになった。 今年の夏は自信を持ってノースリーブをきることができたが、自信は体に対してではなく、それを克復し、勝ち得た自分に自信がもてるようになったのだ。 実は私もそういった一人。 最初からプロフィ−ルのコーナーの写真のような体だったわけではない。 小学生低学年のころ背が低く、並ぶときは1番前。 手は前の伸ばすのではなく、横に腰に当てるほうの子だ。 子供にとってはこれはかなりのコンプレックス。イリコを食べ牛乳を飲み、好き嫌いは絶対にしなかった。 中学に入ってからはやっと背丈は真ん中あたりまで伸びたが、背が高くなりたいと思って入ったバスケットボール部では、また強大なコンプレックスに襲われる。 このくらいの小さめの背丈の子供には運動神経のいい子供が多く、同じバスケ部には学年トップクラスの運動神経の持ち主が2人いた。長距離でも短距離でも球技でも何でも万能の2人。いつもこの二人を相手に練習をし、走りこみ、そしてスターティングメンバーの座は奪われる。たまに交代するくらい。 ベンチで見ているというのは、これまた子供にとっては悔しくて、悔しくてたまらない。 でも、負けるわけにはいかない、投げて逃げるわけにはいかない。 どうしても追いつけないのだが、そのすぐ後にでもついて行くしかない。あきらめずに。 その2人とは中学だけではなく高校まで一緒だったので、言うなればコンプレックスは6年続いた。 しかし歯を食いしばってがんばった結果得た物は大きい。あれがあったから今の自分がいる。どんなことでもへこたれない自分がいる。そしてそのときの仲間とは今では年に1度しか会わなくても心の通じ合ったベストフレンドだ。 そんな、背の低い、運動も、鈍いということはなかったが、ごく平均的であった少年は当時ヒーロだったアクションスターたちのように強くなりたい、と憧れた。 背は低く、手足も長くなく、ごくごく平均的な体だったが、とにかくもくもくとトレ−ニングを続けた。 背や、プロポーションに対してコンプレックスがあったから、変わりたい、と思った。 とにかく、あきらめず続けた。 そして今がある。写真のような自分がいる。実は変わったのは体ではなく、心。 コンプレックスがなかったら、今の自分はないだろう。 もともと何でもできる自分だったら変わろうとしなかっただろう。向上しようと思わなかっただろう。 克復したから、強くなれた。体ではなく、心が強くなれた。 コンプレックスに立ち向かう人だけが強くなれるのだ。 尊敬するアーノルド・シュワルツェネッガーも言っている。 「私が15歳のときボディビルの世界チャンピオンになるといったら友達に大笑いされた。 しかし、私はチャンピオンになった。(全13タイトルでギネスに載っている) そのあとハリウッドで俳優として成功する、と言ったら“そんな誰も発音できない名前で、そのしゃべり方で性こするものか!”とまた笑われた。しかし、私はやった。 さらに、ビジネスの世界でも成功する、といった腹を抱えて笑われた。これもやってのけた! 人がなんと言ったっていい!言わせておけ!あなたには成し遂げる力がある。不可能なんてないんだ!」 私は彼の体を尊敬しているのではなく、その精神の強さを尊敬している。 さらに彼は言う。 「ヒーローやヒロインは始めから強いからヒーローなんじゃない。 目の前に困難があって、克復しようとするから、その強さがあるからヒーロなんだ。」 私はパーソナルトレーナー。 体にコンプレックスあれば、それを克復するために力をあわせ、応援するのが私の役目。 しかし私が本当に願うのはあなたの心が強くなること。 体が変わることで精神的に自信がつくこと。 体を変えることを通して新たなる自信を身につけてほしい。 コンプレックスがあっても、しっかり見つめ、克復するため立ち向かおう。 コンプレックスは力になる。 あなたが自分に自信がもてるよう、応援します。 |
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